2012年07月12日

VM-MASTERⅡ コールセンターCTIシステム

システム構成

 VM-MASTERⅡは、既設のPBXの挿入設置することで従来のシステム環境を有効に活用した高度なCTIシステムを構築することが可能です。
コールセンターCTIシステム1
※基本的にPBXのメーカー、機種、型名に関係なく接続することが可能です。
※PBX側での特別な工事や連携は必要ありません。
※既設のCTIサーバとの連携は必要ありません。
※VM-MASTERⅡ本体の電源をオフとすることで、通常の呼処理となります。
※オペレータの電話機のハンドセットに、ハンドセットアダプタを取り付けることで、ナンバーディスプレイ情報を
 パソコンに通知することが可能です。
※ハンドセットアダプタとパソコンは、USB接続となります。

ソフトウェア構成

コールセンターCTIシステム3
・VM-MASTER-Ⅱ 基本ソフト------------------CTI Adaptor VM-MASTER-Ⅱハードウェアを制御するソフトウェア。
・Call center CTI App/Fellow Script Master---インバウンドの呼制御アプリケーションソフトウェア。
・Call center CTI App/Fellow Auto Dialer-----アウトバウンドの呼制御アプリケーションソフトウェア。
・Fellow Call Assistant ----------------------インバウンドでの呼情報、アウトバウンドでの発信指示を制御するソフトウェア。
各種CRMアプリケーションと連動するミドルウェア機能。
・Fellow CRM App(オプション)-----------------当社オリジナルのCRMアプリケーションソフトウェア(IN BOUND/OUT BOUND)
・業務アプリケーション連携API (オプション)-------既存のCRMアプリとFellow Call Assistant が連携するAPI。

Call center CTI App/Fellow Script Master
Inbound call

◆パンフレットダウンロード
インバウンド用パンフレットサムネイル

Fellow Script Masterは、3つの機能で構成されます。


IVR インバウンドでの一次受付や、セルフでの自動応答処理を行います。
発ID取得、ダイヤルイン取得、ダイヤル認識、オペレータ転送や時間外の自動応答、
音声合成・音声認識など、IVR処理に欠かせない機能をご提供いたします。
IVR構成1
【オプション機能】
IVR構成2


PBX IVR処理後のオペレータ接続や、IVR操作情報のウィスパー通知、通話の録音、モ
ニタリング・三者通話や、オペレータとの会話後に再度IVRに戻してのセルフサービ
スを既設のPBXに依存することなく実現できます。
※一部の機能は、デジタル回線(INS64/1500)に限定される機能です。
※Fellow Call Assistant との連携機能となります。
PBX構成1
【オプション機能】
PBX構成2


管理機能 ダイヤルイン情報やIVRスクリプトフローの設定、着信件数やアクセスポイントなどの
ログ出力、休日・夜間などの営業時間内外のカレンダー設定、任意のテーブル作成、
音声編集や音声合成用、音声認識用の辞書作成機能を提供します。
管理機能1
【オプション機能】
管理機能2

導入事例

◆パソコンのサポートセンター(委託先テレマーケティング・エージェントに設置)
【導入背景】
 パソコンの修理・操作の問い合わせを一部有料化するにあたり、既設のCTI・電話環境を変更せずにIVR一次受付でカードオーソリ処理や、オペレータ受付後のカードオーソリ処理をIVRに切り替えて実施したい。

コールセンターCTIシステム2
①ナンバーディスプレイ情報・ダイヤルイン情報を取得
②IVRスクリプトフローにて、一次受付処理により有料・無料の振り分け(時間内外判定)
③インターネット経由でのリアルタイム・クレジットオーソリ処理
④一次受付後に、PBXに対して発ID+ダイヤルイン情報の引継ぎ
⑤Whisper Voiceにより、受付番号の音声通知
⑥Fellow Call Assistantにて、利用者のIVR利用情報の引継ぎ
⑦オペレータ操作による、IVR再接続(クレジットオーソリ処理)スイッチ操作

Call center CTI App/Fellow Auto Dialer
Outbound call

◆パンフレットダウンロード
アウトバウンド用パンフレットサムネイル

Fellow Auto Dialerは、3つの機能で構成されます。


AutoDIALER 登録されたリストに基づいてシステムが自動ダイアリングを行い、PBXへの呼制御でオペレータ接続を実現します。発信方式は、外線発信の結果でPBXのACD呼出しを行うコール方式1と、オペレータを事前に呼出してシステムと接続の上、外線発信を行うコール方式2、手動での電話番号入力で発信を行うコール方式3が運用可能です。
AutoDIALER1


PBX 自動発信時のオペレータ接続や、相手着信待ちのBGM再生、非着信時の理由通知、通話の録音、モニタリング・三者通話や、留守番電話へのメッセージ録音機能、PBトーン操作など、アウトバウンドに欠かせない機能を提供します。
※一部の機能は、デジタル回線(INS64/1500)に限定される機能です。
※Fellow Call Assistant との連携機能となります。
PBX構成1
【オプション機能】
PBX構成2


管理機能 システム環境設定、電話番号のCSV取込によるリスト作成、電話番号辞書からのリスト作成、自動での電話番号リスト作成、発信規制リスト作成、発信結果ログのCSV出力、稼働履歴管理などを行います。
管理機能1
【オプション機能】
管理機能2
  


Posted by fellow04 at 11:32Comments(0)